【感想】あの人はなぜお金にも時間にも余裕があるのか

どうも、こんにちは!
みむすたーです。

先日、とあるビジネス本を知人に勧められ、読んでみました。
それが、「あの人はなぜお金にも時間にも余裕があるのか」です。
本ブログもお金をテーマにしているので、
せっかくなので、感想を書いていこうと思います。

簡単にこの本にどのようなことが書いてあるか説明すると、
以下の3点から構成されています。

 ①経済的自由人(本書では、お金にも時間にも余裕がある人のことをこう呼んでいます)の考え方について
 ②キャッシュフロークワドラントについて
 ③仕組み化について

いわゆるお金持ちがお金に対して抱いている考え方です。
 ・経済的自由人は、経済的自由人でない人と真逆の考え方を持つ。
  1.リスク対する違い、
   リスク志向:経済的自由人は、リスクの先に成功があることを知っている。
   安定志向:経済的自由人ではない人は、基本的にリスクは取らず、安定している方に舵を取る志向である。

  2.働く上での考え方の違い
   挑戦志向:経済的自由人は、自分の成長のためであれば、新しいことや苦手なことにでも挑戦する。
   できる、できそうなことしかやらない志向:経済的自由人ではない人は、基本的には、自分のできること、もしくはできそうなことを選んで働く環境を選ぶ。

  3.お金を稼ぐことに対する偏見
   お金を稼ぐことは良いことだという志向:経済的自由人は、お金を稼ぐことは特に悪いことではないと考える。むしろ、それだけなんらかの価値を他者に与えていることなので、むしろ良いことだと考えている。
   お金を稼ぐことは悪いことだという志向:経済的自由人ではない人は、お金を稼ぐことは悪いことのように感じている。イメージとして、悪代官がお主も悪よのうと言って、賄賂を渡す印象を受けている。

 ・先行投資は当たり前
  →経済的自由人は、
   学びにはお金が必要であることを理解している。
   知識・情報を得るにはそれなりのお金が必要だということを理解している。

 ・お金より時間、時間より経験を大事にする
  →経済的自由人は、
   どんな時間を過ごしたいかで決める。
   そして、時間やお金をどのように使えば効果的かを重要視している。

ここから、感想です。

まずは、この本の冒頭に登場する物語に惹かれました。

この本の冒頭には、
本書を読み進める上で一番根幹となることを簡単に説明するために、
わかりやすいストーリーが描かれています。

水に困っている2つの村があります。
その村のそれぞれに2人の登場人物がいます。
その2人の登場人物が、村に水を供給します。
ただし、2人の水の供給の仕方の違いを比較しています。
 ①1人は、バケツを持って近くの池まで水を汲みに行き、村に水を供給する。
 ②もう1人は、池から村までパイプラインを引き、村に水を供給する。

この二つの考え方は、その後説明される、
キャッシュフロークワドラントの話と紐づいています。

お金にも時間にも余裕がある人はもちろん②の人です。
①のような人は、希少価値も何もないので、一生をこのように生活することを強いられます。

プログラマーであるうちは、完全に①の人間です。
なんとかこの知識を生かして、②の人のような仕組み自体を作れる技術者になりたいものです。
そもそもの常識を疑うことを教えてくれたのが、この一冊でした。

かなりわかりやすく書かれているので、一度読んでみては。

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