みなさん、こんにちは、
みむすたーです。
本日は、推しの子という漫画を読んでみたので、
その感想を書いていきたいと思います。
もくじ
推しの子
推しの子を読もうと思った理由、それは、他の人から薦めてもらったからです。
現在、私は婚活中で、以前にお話しした女性からこの漫画は面白いから読んでみて、
と薦められて読んでみました。
普段、アニメばかりで漫画を読まない私は、
少し抵抗がありましたが、とても面白かったです。
ジャンル
私の独断と偏見で、この作品を一言で言うと、
同世界転生型ミステリーサスペンスと言う枠組みで分類したいと思います。
異世界転生は最近よく話題になりますが、
この漫画の主人公は、前世と同じ世界に生まれ変わります。
一巻は、ミステリーのあらすじであり、
サスペンスにより世界観を説明する導入部分です。
そして、2巻目以降がミステリーとなっています。
1巻で起こった謎を解き明かしていくために、主人公たちが立ち上がります。
その他の特徴
ミステリー以外にもふんだんに魅力的な要素が詰まっている作品となっています。
ただ、これだけにとどまらないのが、この作品の凄いところです。
この作品の代名詞は、嘘です。
この作品では、嘘こそが人間に喜びを与えると言っています。
つまらない真実を語られるより、きれいに嘘をつかれる方が魅力的ですよね。
例えば、お笑い芸人だって、真実ばかりを言っていてはつまらないので、
ある程度話をもりがちと言うのはよくある話です。
また、嘘が本当になると言うこともこの作品では語られています。
嘘でも本当のように話していれば、それが真実になるのだと。
この作品の1巻では、嘘を嘘で重ねたアイドルの心情を描いています。
アイドルの嘘
アイドルが子供を産む
→事務所の存続のために、それを世間に公表しないために嘘をつく。
アイドルの笑顔、愛
→嘘の笑顔を振りまく、嘘の愛を伝える。
嘘を嘘で重ねたアイドルは、本当の自分がわからなくなる描写もとても良いものでした。
アイドルがファンに伝えている嘘の「愛している」と、
アイドルが実の子に対する本当の「愛している」とは何が違うのか。
そう言ったジレンマを抱えたアイドルを描いた描写がとても魅力的でした。
興味があれば、見てみては。
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