【趣味記事】現代のピカソ!バンクシー展の個人的感想

みなさん、こんにちは、
みむすたーです。

2020年12月に大阪のバンクシー展に行ってきました。
バンクシー展に行ってみた感想と館内が写真撮影OKとなっていたので、写真撮影をしてきました。

バンクシーについて、少し解説しておくと、
イギリスを代表する芸術アーティストです。
主に、グラフィティ(スプレーやペンキなどで壁にアートを描くこと)や絵画を描きます。

バンクシーの描く絵は、風刺画(社会や人の悪い点を皮肉った絵)や
戦争、暴力などへの抗議における作品が多いです。

そして、なんといっても、バンクシーが注目されているポイントとしては、
匿名のアーティストだからなんです。
バンクシーの作品は、主にグラフィティアートな訳なんですが、
もちろん家や建物に落書きをすることは、イギリスでも違法なわけなんです。
だから、名前を隠しつつ活動しているとも言われています。

匿名のアーティストなので、もちろん贋作(偽物)もよく出回るのでは?
と言われますが、そこは安心です。

pest controlというバンクシーの元マネージャーのスティーブ・ラザリゲスが担当する、
本物の作品か、偽物の作品かを判定する認証局があります。
この認証局を通すことで、本物のバンクシー作品であるかを判断できます。

というところで、前置きが長くなりましたが、
バンクシーの作品を見ていきましょう。

Girl with balloon (風船と少女)

バンクシーの代表作といっても良いでしょう。
この作品については、かなり語ることが多いです。

まず、大前提として、バンクシーの作品は、
先ほどお伝えした通り、壁に書くグラフィティか、絵画などが多いわけです。
そして、この作品は、グラフィティと絵画の両方が存在します。

まずは、グラフィティの方から見ていきましょう。

ロンドン南部、テムズ川沿いのGirl with balloon (グラフィティ)です。

この作品は、ご覧の通り、飛び立つ風船を追いかける少女を描いたものです。
この絵でバンクシーは何を伝えたかったのか?
それは右に書いてあります。

それが、
THERE IS ALWAYS HOPE. (希望はいつもある。)
です。

赤い風船=希望と解釈するのが自然でしょうか?

赤い風船が飛んでいってしまったが、
次があるじゃない?というメッセージ性のある作品となっています。

この作品を見て私自身、風船の形がハートマークなので、
失恋を思わせるように思います。

失恋したけど、次があるやん?という見方もできますね。

赤いハートの風船=希望、愛、友情、平和などいろんな解釈ができるところが、
この作品の面白いところになっていると私は感じました。

また、上の作品は赤色、だったわけですが、
紫色、黄色、ピンクなんかもあったりします。

この辺りで思うこととしては、
失敗の先に次があるやん?ということで、
いろんな色の風船があるということを見た人に伝えたかったのではないか?
とそういう解釈もできるわけです。

そして、この作品は、絵画の方も超・超・有名です。
それがこちら。

少女のいる方向が違いますが、これもGirl with balloonです。
もちろんこちらは絵画なので、オークションで売られたりもするわけです。
そして、オークションでこの作品についた最高額は1億5000万円という大金です。
そのオークションが終わった時の映像が残っているので、まずは映像をご覧ください。

なんと!シュレッダーにかけられてしまうのです。
そして、この話には続きがあって、バンクシーはインスタグラムをやっていて、
バンクシーはインスタグラムに動画をアップロードしました。
その内容が、シュレッダーにかける小細工を作る動画でした。

今はその動画は既に削除されているようですが、
バンクシー展に行けば、その時の動画を見ることができます。

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