みなさん、こんにちは、
みむすたーです。
本日は、チェーンソーマンについて感想を述べていきたいと思います。
まずは、この漫画の大まかなストーリーをお話ししておきます。
超絶貧乏な少年、デンジが主人公の作品となっています。
世界観
この作品では、悪魔という敵が人を襲うような世界観になっています。
悪魔の強さは噂や伝承の中で人に恐れられているものや怪異ほど、その力が増すというものです。
この作品でラスボス的存在が銃の悪魔というものなのですが、
銃はもちろん人から恐れられているので、銃の悪魔はかなりの強さを誇っています。
たった26秒の間に一般人57,912人を殺してしまうほどです。
逆に、作品の中でトマトの悪魔という悪魔もいましたが、とても弱いです。
包丁一本で倒せる程度の弱さとなっています。
そして、この作品の作者、藤本先生が描く独特な世界の描き方もとても魅力的です。
ここでみなさんに質問です。
例えば、地獄を描くとすると、みなさんならどのように描くでしょうか?
僕なら直感的に鬼や妖怪、閻魔大王がいて、
背景にはマグマがふつふつと煮えたっているようなものを想像してしまいます。
イメージは下のようなものだと思います。
しかし、藤本先生が描く地獄はこんな感じです。
草花が生い茂る草原が広がっていて、空にはドアが無数に配列されています。
これが藤本ワールドなのです。
想像を超えた表現が読者の想像を裏切り、期待を裏切らないのです。
チェーンソーマン
主人公のデンジはある日ギャングに殺されてしまうのですが、
ペットにしていた悪魔のポチタと合体して、一命を取り留めます。
合体した主人公はチェーンソーマンとなって、チェーンソーで戦えるようになります。
このチェーンソーで戦うというのが、少しダサくて、かっこいいという謎の感情を生み出します。
また、主人公がクレイジーすぎるというのがこの作品で面白さを漂わせています。
主人公のあまりのクレイジーさに悪魔自身も主人公を恐れるほどです。
行動を予測できないものに恐怖を抱く悪魔、そして、それを楽しむのが読者という構図になっています。
冒頭でもお話しした通り、恐れる対象が強くなるので、
悪魔自身がチェーンソーマンを恐れることで、チェーンソーマンが強くなるのです。
そういったところが面白さを引き立てています。
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