みなさん、こんにちは、
みむすたーです。
本日は、私が今まで読んできた人付き合いの教科書をご紹介してみます。
人付き合いと一言で言っても、友人、恋人、会社の上司・同僚・部下、会社のお客さん、
とさまざまなものがあり、それぞれ同じ扱いをするのは好ましくありません。
なので、用途別に切り分けることは然るべきことです。
今回は1回目です。
まずは他人をどうこういう前に自分の中から変えること、
にフォーカスした1冊をご紹介します。
それではいきましょう。
人付き合いの前に自分の考え方から変える一冊
他者との人付き合いを考える前に、まずは自分の考え方から変える必要があります。
他者と関わり合うからには、好かれたいと思うのが人間の性です。
しかし実際は、相手が自分のことを好きになるかどうかは、相手次第なのです。
そこで、今回ご紹介したい1冊が「嫌われる勇気」です。
自分のことが好きになるかは、相手次第?
じゃあ誰にも好かれんでもいいや〜というわけにはいかないのです。
本書では、この世の人間の悩みの9割は人間関係にあると断言しています。
またその上で、人間と関わらずに幸せになることなどほとんど不可能とも言っています。
まあ、厳密には違うんですが。。。
それを本書では、「共同体感覚」という言葉にまとめています。
これは、あるコミュニティのなかに自分が属していて、
それを許してもらえていると思えることが重要だと言っています。
漢字5文字でちょっと難しい表現ですね。
どういうことか?をもう少し噛み砕いて説明します。
例えば、Aくんとその友達のグループを1つの共同体(グループ)とします。
そのグループの中でAくんと友達と喧嘩をしてしまいました。
そして、その結果、Aくんは仲間はずれに。。
そうすると、Aくんは「この共同体にとって自分は不要な存在なんだ!」と思い込みます。
この状態は、共同体感覚がない状態に当たります。
逆に、Aくんとその友達のグループとの仲がとてもよく、
Aくんが友達から「Aがいてくれてほんと助かる」みたいな言葉をかけられた場合は、
Aくんはその共同体にいてもいいんだと思い込みます。
これを共同体感覚がある状態と言っています。
厳密には違うと言った件ですが、共同体は必ずしも人間の間である必要はない、
とアドラーさんは言っています。
まあこの辺りの細かい話は、本書を読めばわかります。
それでは、今日はこの辺りで。
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